実はとってもグローバルに生きてきた日本

日本は、明治開国以来、世界的にも際立ってグローバルに生きて発展してきたということを、ご存知でしたか。

先月以来、私のメルマガやFacebookライブ・YouTubeなどでの情報発信の多くが、アメリカ大統領選挙のことでした。

あなたは「日本人にはアメリカ大統領選なんてあまり関係ない」と思われたかもしれませんが、私はこういったグローバルな情報を知る事はとても重要なことだと思います。

何故でしょうか。

それは、日本という国がこれからもっとグローバルで生きてゆく必要があるからです。

日本は明治維新以来、国際的な活動をすることで発展してきた国です。それ以前の日本は、素晴らしい文化や歴史はあった事は確かですが、庶民の暮らしは貧しく栄養状態もあまり良くなく、平均寿命だって短かったのです。

また、第二次世界大戦で敗れた後に日本が取ったのは、海外進出し、車など付加価値の高い重工業品を作って外国に売ってお金を稼ぐという戦略でした。そういったグローバル戦略を立てていなければ、当時の日本人は戦後長らく貧困や飢えに苦しんでいたでしょう。

では今どうでしょうか。世界第3位の経済大国で、低成長だとか少子高齢化などいろいろ問題はあるありますが、世界のほとんどの国に比べて圧倒的に豊かで生活水準も高いです。

これは、1つには日本が高度経済成長以来築いてきたレガシーの結果でもあります。戦後数十年かけて日本は自動車といった産業を発展させ、そういった産業は今でも日本経済の柱を担っているわけです。

私はこれから日本が発展するためには、もっとグローバルに生きていく必要があると思います。

ところで、グローバルで食べている国の代表例はどこだと思いますか。

それはイギリスです。

イギリスはかつて栄えた大英帝国の名残で、世界の共通言語である英語を話し、イギリスは今でもグローバルで生きてそれで食べて(稼いで)います。イギリスは、経済的には名目国内総生産(GDP)は、データにもよりますが世界で5位か6位で、成長の著しいインドに抜かされつつあります。ですので、イギリスは経済という視点から見ると、かつてのような超大国ではありません。

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それでも、イギリスはソフトスキルがあり、イギリス人の発信する情報や文化は今でも世界中から評価されています。

日本も近年はアジア諸国との経済的結びつきや依存を更に強めるなど、グローバルに拍車がかかっています。同時に、私は、日本人がもっとグローバルなモノの見方や世界標準の考え方やコミュニケーション・プレゼンテーション能力を身に付けると、もっと飛躍すると思います。

以上が国レベルでのグローバル化の必要性ですが、個人レベルではどうでしょうか。


次回の記事で、個人レベルでグローバルに生き、グローバルマインドセットを持つということをお話しをします。