どうなる?世界中に影響するアメリカ大統領選挙

今年もアメリカ大統領選挙が近づいてきました。 

前回、4年前(2016年)のアメリカ大統領選挙の頃、 私はワシントンDCに住んでいました。(私は通算12年アメリカに在住し、アメリカ永住権を取得していますので、今でも生活の基盤はアメリカにあります)

その年の選挙の当日のことは、驚きと共に鮮明に覚えています。

選挙当日の夜、事前の世論調査で優勢が伝えられていたヒラリー・クリントンが勝つだろうと思っていたのですが、テレビを見たところ、CNNのニュースキャスター達が暗い顔をしていました。「どうしたんだろう」と不思議に思いましたが、今にして思えば、彼らは選挙当日の出口調査から、結果の行方を既に知ってたのだと思います。

「ヒラリー勝利」の雲行きがだんだん怪しくなってきて、結局、翌日未明になって勝敗が判明し、トランプが勝利のスピーチを、 ヒラリーが敗北宣言をする結果になりました。

選挙の日の翌日、私はDC中心部で会合がありましたので地下鉄に乗りましたが、行き交う人の暗い表情、その会合の出席者のどんよりした顔は忘れられません。ワシントンDCの大半の人はリベラルで民主党を支持していました。

DCやニューヨーク市といったリベラルな地域の人達は、選挙後何週間か不眠に悩まされたり鬱状態になっていました。ヨガや瞑想やマッサージといった精神を落ち着かせるためのサービス業が繁盛したものです。

私は今年はヨルダンから、アメリカ大統領選挙の行方を注意深く見守っていました。中東情勢にアメリカが及ぼす影響は甚大なので、ヨルダンの人もアメリカ大統領選挙には大きな関心を寄せています。

私は、アメリカの情報調査会社からくる情報、アメリカの家族・知人からの生の声、メディアの報道など、せっかく色々と情報収集してきました。それを基に、以下のYouTubeビデオで、アメリカの政治についての背景知識、大統領選のしくみ、今年の選挙の動向などについて解説しました。

まず最初に、アメリカの政治についてお話ししています。

こちらのビデオでは、アメリカ大統領選挙の仕組みについてお話しています。

こちらは、2020年大統領選挙の行方をどう見るかと言うことについて話しています。

最後に、2020年アメリカ大統領選挙についてのナゾをQ&A形式でまとめています。